2017年02月22日

[特別公開]ジャグリングのスピンについて〜横浜新ジャグリングクラブのライングループ投稿より

横浜新ジャグリングクラブでは普段の練習の他にサポートとしてライングループで練習のコツや疑問点への回答、動画での質問に非公開動画で回答したり練習やイメージ作りに役立つおすすめ動画などをシェアしたりしています。
本来ライングループ内のみの投稿ですが投稿の例として、長文ですがジャグリングのスピン、ピルエットの練習に悩んでいる人に役立つ部分があるかなと思うのでつい先ほどの投稿を公開します。
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スピンについて

とにかくフラッシュを綺麗に投げてから回るのが大切。
変なところに投げれば回転しなくてもキャッチは難しい。

綺麗に投げるためには以下の各ステップを確実に分けて行うこと。
step1.正確に投げる(投げながら回転を始めない)
step2.道具の行先を見る
step3.スピン
step4.落ちてくる道具を見る
step5.キャッチ(特に1個目を確実に取ることに集中。触っているけど弾いてしまう場合は手を下げながら柔らかくキャッチするように)
(step0.リラックス。回るぞ、と力まずに、まずはいつもどおりただ楽に投げるだけ。)

綺麗に投げているのに間に合わない場合は各動作から少しずつ時間を稼ぐ必要がある。
時間を稼ぐ方法としては
1.フラッシュを高く投げる(特に1個目、もちろんコントロールできる範囲で)
2.少しためてからフラッシュ1投目を投げる
3.フラッシュのテンポを速くする
4.フラッシュ前の基本パターンの高さを少し下げる(テンポを速く)
5.速く回る
6.回転の向きとフラッシュのセオリー(右回りなら右手からフラッシュ、左回りなら左手からフラッシュ)
※例えば上記6個の要素で各0.1秒稼げたら計0.6秒、0.6秒あれば道具の落下位置は大きく違う。
細かい部分が分からない場合はとにかく1、フラッシュの1投目を高く投げるだけでOK。

速く回ることについては、実際速く回る他に出来ることとして
 ・フラッシュが終わる前に軸足に体重を乗せ、蹴り足の準備を終えておく(投げてから準備ではなくフラッシュの最中すでに回る態勢ができている)
 ・基本とは矛盾するが正確に投げられるなら最後の一投を投げたら行先を見ずに即回転する(行先のずれは感覚でわかる)

回転の向きと投げ始める手
ジャグリングのセオリーとして、右回りなら右手からフラッシュを始めることで、回転を全部終わらせる前に1個目が視界に入ってくる。
右回りで左手からフラッシュをすると1個目が視界に入るのがそれより遅くなる。
見えれば取れる、見えなければ取れないので、その0.1秒がやりやすさにつながる。
ただしそのセオリーは絶対守らなければいけないものではなく、特に1、2回転の場合は綺麗にフラッシュを投げられるほうから投げて、回りやすい方に回る、または見栄えのためにセオリーの逆から投げても構わない。なぜならその0.1秒の差で取れないなら原因は恐らくフラッシュが乱れていたり高さ不足、回転の遅さや軸のぶれなどが原因の場合がほとんどだから。
各要素を積み重ねて0.1秒を稼ぎだしていかなければいけないのは、3回転、4回転以上や、5個以上の道具でのスピンなど、難易度がより高くなった時にその0.1秒の差が効いてくる。
1、2回転はそこまでシビアではないので、いつもより少し高く投げる、少し速く回る、それで対応できる。

回転時のフォーム
足について
 ・回転前に重心を軸足に8、蹴り足に2位の割合で乗せておき、回転が始まった時に重心の前後の移動を大きく起こさないようにする。その重心の移動が軸を斜めにしてしまう。
 ・蹴り足はつま先を伸ばして軸足のくるぶしにつける。
 ・軸足の膝はゆるめても良いが腰の高さが下がるほど曲げすぎない。
 ・回転の終わりで蹴り足を軸足と平行、または軸足の前に着地する。(後ろに着地すると重心も後ろに移動してしまう)
腕について
 ・ジャグリングのセオリーどおり投げたら胸の前で両腕を交差して回る。脇、肘が開かないようにしっかり体に引き付ける。両腕とも胸ではなく、片手を胸、片手をお腹あたりにつけて回ることもあり。どのような形にしても体と腕に隙間が空かないように。しっかり引き付けるほど回転力が増す。
 ・見栄えのために、腕を体の前後に巻き付けたりさらに違う形で回ることもある。その場合必要に応じてセオリーとは違う方からフラッシュをする。
 ・腕を巻き付けることを例にとると、右回りの場合左手からフラッシュをし、右手を腰の後ろ、左手をお腹の前につけて回る。この時脇や肘、前腕と体の間に隙間が空かないようにしっかり引き付けること。なぜセオリーと逆からフラッシュをするかというと、最後の道具を投げる時にすでに反対の手を腰の後ろに回すことができるから。セオリー通りだと、最後の道具を投げてからその手を後ろに回さなければいけないのでスタートが遅れる。
 ※スピンに余裕があるなら、腕を巻き付けることもセオリー通りではなくやりやすい方からしっかりフラッシュをして回るということももちろん可能。

名称について
ジャグリング時の回転について慣習的にピルエットと呼ばれることも多いが、本来ピルエットという名称はバレエのある特定の回り方についての名称であり、ジャグラーの回り方はもちろんその形にはなっていない。
そこからスノーボードなどのように回転数を角度で表すようにもなってきており、360、720、1080などという表現も広く使われている。
新ジャグリングでは単純にスピンと呼び、回転数が増えるごとにシングルスピン、ダブルスピン、トリプルスピン、クワドラプルスピン、クインテュプルスピンなどと呼ぶ。より単純に5スピン(ファイブスピン)など。考え方としては身体の表現も追及するスポーツとしては、上記のようにピルエットという名称は正確ではなく、また一般の観客には1080などの角度での表現よりもトリプルスピンという名称の方が分かりやすいからである。さらに言えば回転は3回転で終わりではなく、4回転5回転もあり得るので、その時に1440、1800、2180と呼んでいくのか、4スピン、5スピン、6スピンと呼んでいくのとどちらが分かりやすいのかということが背景にある。

>結構長文ですがスピンについてまとめました。
分からない部分、分かりにくい部分があれば練習時でもラインでも遠慮なく質問してください(^^)ノ
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一気に書いたので書き直したり追加する部分もあるかと思いますが、ひとまず今朝のアップはこんな内容でした。
まろ自身自分の練習やショーの都合などで、毎回直接教え続けるということは難しいので、こういった資料作り、ライングループでのサポートなどにも力を入れています。
今回特別に公開してみましたが、何かの参考になれば幸いです。
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posted by まろ ジャグリング at 12:28| 新ジャグリング